みなさん最近本を読んでいますか??
私はいろいろ悩むことがあり、知人から教えてもらった
和田裕美さんの「新・陽転思考」という本を読みました。

まず陽転思考って何??って思いますよね。
私は「陽転」という言葉からポジティブシンキングを連想していましたが、
そうではなく、目の前にある事実をネガティブなものも含めて一旦受け止め、その中から
「よかった探し」をするのが、陽転思考です。
例えば・・・コップに水が半分ある。
「もう半分しか残ってしない」→これはネガティブシンキング。
「まだ半分もある」→これはポジティブシンキング。
そして「あ、もう半分しか残ってない。でもまだ半分飲める。良かった」
→これが、陽転思考。

物事がうまくいかない時、「どうしてこうなってしまうんだろう。ついてないなぁ。」
「どうせ私なんて・・・」と落ち込むことがあると思います。
ポジティブシンキングの本を読むと、「ネガティブな考え方は悪い結果を呼び寄せるので、
そういう考えは持たないように。何事もポジティブに考えましょう。」などと書かれています。
 でも、すべてポジティブにとらえようとしてもうまくいかないこともあるし、逆に疲れてしまうことがあります。

陽転思考は「事実はひとつ、考え方はふたつ」、事実はかえられえないけれどもその良い面と
悪い面のどちらを選ぶかは自分次第という思考方法です。
落ち込んでネガティブな気持ちを持ってしまうことを和田さんは否定しません。 
その事実を受け止め、その中から「よかった」を見つけていくことで「幸せな方向」へシフト
していくことをすすめています。

私は何かあって落ち込むことがあるとずっとウジウジ悩んで、けっこう悩んだにも関わらず、
結局何も解決しないことがよくありました。
しかしこの本を読んでみて、いつまでも同じところに留まっていないで、一歩進んでみる・・・
和田さんの言葉はとてもシンプルですが、心にすーっと入ってきます。
「よかった探し」が癖になるくらい、何度も何度も繰り返してみようと思いました。
皆さんもぜひ、読んでみてはいかがでしょうか??